パナソニック、サービス付き高齢者向け住宅で高価格・高付加価値の「プレミアシリーズ」をスタート

パナソニック、サービス付き高齢者向け住宅で高価格・高付加価値の「プレミアシリーズ」をスタート




 パナソニックは、ハイグレードなサービス付き高齢者向け住宅「エイジフリーハウス プレミア」シリーズの展開をスタートする。第一弾として、12月1日に「エイジフリーハウス南烏山プレミア」(東京都世田谷区南烏山 二丁目19-1)をオープンする。駅に近い立地に開設し、快適な室温や睡眠状況の見守りなど、利用者が選択できるオプションメニュー(有料)を豊富に提供。また、介護付き有料老人ホームの運営で培った高品質のおもてなしで、軽度から重度の利用者にも対応する。月額使用料は、部屋やサービス内容で異なるが約25万円前後を想定する。

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 パナソニックでは、サービス付き高齢者向け住宅「エイジフリーハウス」を従来より展開、要介護高齢者の増加を背景として、エイジフリー拠点の量拡大による成長を計画してきたが、「想定外の事業環境変化」により、戦略転換の必要が生じたという。具体的には、介護報酬改定や当初想定していたより介護度の低い利用者の増加、ショートステイの低稼働などのほか、もっとも大きい問題として深刻な人材不足を挙げる。

 「介護が必要な方の数は年々増えており、市場の成長路線は変わっていないが、業界環境が大きく変わった。そこで、我々はサービス拠点の量的拡大ではなく、品質向上を重視した、持続可能な成長に舵を切り、ブランド価値向上に注力する。エイジフリーハウス プレミアはその第一弾となる」(パナソニック 執行役員 エコソリューションズ社 副社長 エイジフリー担当の片山栄一氏)

 一方で、介護業界では初となる、時給制で勤務時間を選択できる「時間制正社員」の導入を決めた。時間あたりの賃金は、月給制の正社員と同水準で、退職金制度も適用される。

 「介護業界の離職率は約20%と高く、人材不足は深刻な問題。中でも育児や介護を理由に離職する方が多く、そういった方が働きやすい環境を整えること、そして、介護職としてのキャリアを途切れることなく築くことができ、能力・経験レベルに応じて適切な処遇が受けられることを目的に導入する。もちろん、これで介護職の人材不足が全て解決するとは思っていないが、我々の姿勢や決意は業界内外の人へのメッセージにもなる。パートから、時間制正社員になることで、給与は約1.1倍から1.2倍になるので、大きな投資であり、チャレンジになる」(片山副社長)

 現在パートタイムで仕事をしている人も、1年以上の勤務で時間制正社員を選択可能で、退職金制度、福利厚生制度も適用される。

 それ以外の取り組みとしては、デイサービスはハイブリッド化を進める。午前中(9~12時)はリハビリ、午後(14~19時)は食事付きのデイサービスとすることで、収益を強化。また、自社が持つ介護ショップとの連携を強化することで、集客力の向上も図るという。

■入居者の睡眠を見守るセンサーなど、パナソニックならではの取り組みも

 会見では、12月1日にオープンする「エイジフリーハウス南烏山プレミア」(東京都世田谷区南烏山 二丁目19-1)の内部も公開された。京王電鉄「千歳烏山」駅から徒歩約5分という立地の良さで、室内は落ち着いた木目調でまとめられていた。

 夫婦で入居できる部屋や単身用の部屋など、5タイプ、全36室が用意される。中にはキッチンやバスを備えた部屋もある。入居費用とは別で、オプションサービスとして、認知症の方の歩き回りなどを把握できる「見守りパック」(129,600円(税込)/月)、週2回の洗濯や掃除をお願いできる「お掃除・洗濯パック」(27,972円(税込)/月)、衣類の整理整頓や日常生活のサポート「日常生活支援パック」(12,960円(税込)/月)などが用意される。

 またパナソニックのエアコンを用いた「見守りサービス」も用意される。これは、入居者の動きを検知することで、睡眠状態などをモニタリングできるほか、温湿度を把握できる。必要に応じて、エアコンを遠隔操作できる。





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